アメリカン・エキスプレスの「ポイントでお買い物」のうち、日本旅行・ヨドバシカメラ・髙島屋の店頭でポイントを使うサービスが、2026年11月で終わります。受付の最終日は、日本旅行とヨドバシカメラが11月30日、髙島屋だけ1週間早い11月23日です。
「期限までに使い切らないと」と焦る前に、レートを並べてみてください。終了する3社の交換レートは、残る使い道とほとんど同じです。この記事では、締切、レートの比較、損をする人と損をしない人の分け方、終了後の使い道、楽天ポイントへの増量移行までを、公式の案内をもとに整理しました(2026年10月3日時点の情報です)。
結論:駆け込みはほぼ不要。代わりの使い道でもレートは変わらない
今回終わるのは、アメックスのポイントを「その場で」使える窓口のうち、3社の店頭(日本旅行は電話も)だけです。ポイントそのものが減ったり、交換レート全体が下がったりするわけではありません。
アメックスは代わりに、カードの請求額にあとからポイントを充てる「ポイントで後払い」を案内しています。このほかにも、Amazonでの支払い、旅行予約サイト、マイルや楽天ポイントへの移行など、ポイントの使い道は残ります。
そして、終了する3社のレートと、残る使い道のレートを並べると、メンバーシップ・リワード・プラスに登録している人は、ほぼ何も失いません。たとえばヨドバシ・髙島屋の商品券は2,000ポイントで1,000円分、つまり1pt=0.5円ですが、Amazonでの支払いや「ポイントで後払い」(旅行関連以外)も1pt=0.5円です。
損が出るのは、プラス未登録で、旅行以外の買い物にポイントを使ってきた人だけです。それも約1割の目減りなので、慌てて買い物をする必要はありません。
何が、いつ終わる?3社の締切
終了するのは、「ポイントでお買い物」のうち次の3社でのポイント交換です。
| 交換先 | 受付最終日 | どう使えていたか |
|---|---|---|
| 髙島屋 | 2026年11月23日(月) | 対象店舗の店頭で、ポイントを髙島屋の商品券に交換 |
| ヨドバシカメラ | 2026年11月30日(月) | 対象店舗の店頭で、ポイントをヨドバシカメラの商品券に交換 |
| 日本旅行 | 2026年11月30日(月) | 店頭か電話で、旅行代金のカード払いにポイントを利用。電話受付も終了 |
なお、「ポイントでお買い物」というサービス全体が終わるわけではありません。Amazon(パートナーポイントプログラム)、アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン、HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク、SafeKey対象のオンライン加盟店は、11月以降も使えます。
交換レートを並べて比べる
アメックスのポイントは、使い道と、有料オプション「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間参加費3,300円・税込)の登録有無で、1ポイントの価値が変わります。公式に出ている主な交換レートを1ポイントあたりの円に直すと、次のとおりです。
| 使い道 | プラス登録済み | プラス未登録 | 11月以降 |
|---|---|---|---|
| ヨドバシカメラ/髙島屋の商品券 | 0.5円 | 約0.33円 | 終了 |
| 日本旅行 | 0.8〜1円 | 0.4円 | 終了 |
| トラベル オンライン/HIS トラベル・デスク | 0.8〜1円 | 0.4円 | 継続 |
| Amazon(パートナーポイントプログラム) | 0.5円 | 0.3円 | 継続 |
| ポイントで後払い(年会費) | 1円 | 0.3円 | 継続 |
| ポイントで後払い(航空・ホテル・旅行代理店) | 0.8円 | 0.3円 | 継続 |
| ポイントで後払い(旅行関連以外) | 0.5円 | 0.3円 | 継続 |
| 楽天ポイントへ移行 | 約0.47円 | 0.3円 | 継続 |
表の上2行が終わる使い道、それ以外が残る使い道です。プラス登録済みの人なら、終わる使い道と同じかそれ以上のレートが、どれも残っています。ヨドバシ・髙島屋の0.5円はAmazonや後払い(旅行関連以外)と同じで、日本旅行の0.8〜1円はトラベル オンラインやHISデスク、後払い(旅行代理店)で同じ水準を出せます。
ANAマイルなどへの移行は、マイルの使い方しだいで1pt=1円を超えることもあります。ただ、飛行機に乗る予定がない人には向かないので、ここでは比べていません。
損するのはこの1タイプだけ
表を「プラス未登録」の列だけで見ると、話が少し変わります。
| 今までの使い方(未登録) | 終了後の一番いい代わり | 1ptの価値 |
|---|---|---|
| ヨドバシ・髙島屋の商品券(約0.33円) | 後払い・Amazon・楽天ポイント(0.3円) | 約1割減 |
| 日本旅行(0.4円) | トラベル オンライン・HISデスク(0.4円) | 変わらない |
つまり、損をするのはプラス未登録で、ヨドバシ・髙島屋の商品券に換えてきた人だけです。3,000ポイントで1,000円分だったものが、ほかの使い道では900円分になります。
旅行に使ってきた人は、日本旅行の代わりにトラベル オンラインかHISデスクを使えば、未登録でも0.4円のままです。日本旅行のカード払い分に「ポイントで後払い」を使うと、未登録では0.3円に下がるので、旅行に使うなら予約先を変えるほうが得です。
損をするタイプでも、差は1,000円分あたり100円ほど。大量にポイントを持っている人以外は、気にしなくていい差です。
タイプ別:終了後のポイントの使い道
自分に近いタイプを選んでください。
プラス未登録で、まとまったポイントを持っている人は、プラスに登録したほうが得になることがあります。年間参加費3,300円に対して、後払い(旅行関連以外)なら1ptあたり0.2円上がるので、1年で16,500ポイント以上使うなら元が取れる計算です。楽天ポイントへの移行なら、19,800ポイント以上が目安です。
楽天ポイントへ5%増量で移す手もある
「使い道を決めきれない」「普段使いのポイントにまとめたい」という人には、楽天ポイントへの移行も選択肢です。楽天側で、アメックスからの交換が5%増量になるキャンペーンが行われています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 交換レート | 3,000ポイント→楽天ポイント1,400(プラス登録済み)/900(未登録) |
| 増量分 | 交換した楽天ポイントの5%を、期間限定ポイントで追加 |
| 交換申請期間 | 第1回 2026/8/3〜10/31、第2回 2026/11/1〜2027/1/31 |
| エントリー | 必要(2027/1/31まで。交換申請のあとでも可) |
| 増量分の付与 | 第1回 2026/11/30ごろ、第2回 2027/2/28ごろ |
増量込みでも1ptあたりはプラス登録済みで約0.49円、未登録で約0.32円です。後払い(旅行関連以外)の0.5円や、未登録の0.3円とほぼ同じ水準なので、得というより「使い道を広げる」選択肢と考えてください。
注意したいのは、増量分が期間限定ポイントで付く点です。楽天ポイントの期限の扱いは、ポイント有効期限の総まとめで確認できます。楽天経済圏を主軸にするかどうかで迷っている人は、主要経済圏の比較もあわせて読んでみてください。
駆け込みで使うなら知っておきたい4つの注意点
もともと使う予定があって、締切までに3社で使いたい人は、次の4つを確認しておきましょう。
商品券は交換したその場で使えますが、使い切れずに残ると意味がありません。使う予定の金額だけを交換するのが基本です。
よくある質問
まとめ:焦って使うより、残る使い道を確認しよう
アメックスの「ポイントでお買い物」は、日本旅行・ヨドバシカメラが11月30日、髙島屋が11月23日で終わります。ただ、レートを並べると、残る使い道でほぼ同じ価値を出せます。
- プラス登録済みなら、Amazonや「ポイントで後払い」で同じ0.5円。旅行はトラベル オンラインやHISデスク、後払いで0.8〜1円
- 損をするのは、プラス未登録でヨドバシ・髙島屋の商品券に換えてきた人だけ。差は約1割
- 未登録で年16,500ポイント以上使うなら、プラス登録(3,300円)で元が取れる
- 楽天ポイントへの移行は、11月1日から2027年1月31日まで5%増量(要エントリー)
- 一度も交換していない人は、期限切れの前に少しだけ交換しておくと無期限になる
ポイントの出口がなくなるリスク全般は、ポイントの出口設計で解説しています。年末までの締め切りは、ポイ活締切カレンダー2026年10〜12月にまとめています。

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