「dポイントマーケット、終わるってほんと?」「貯めてたポイントはどうなるの?」——2026年5月26日にドコモが発表したサービス終了のニュースは、ポイ活ユーザーのあいだで静かに、しかし確実に波紋を広げました。
結論から言うと、dポイントマーケットは2026年7月28日(火)正午をもって提供終了します。開始からわずか1年9カ月での撤退です。
ただ、慌てる必要はありません。手続きは不要ですし、条件を満たした注文のポイントはきちんと進呈されます。そして何より——終了の4日後、8月1日からドコモの「dポイント最大15%増量キャンペーン」が始まります。
この記事では、公式発表をもとに終了スケジュールと注意点を整理したうえで、増量キャンペーンを使って乗り換え先で取り返す具体的なルートまで解説します。
【結論】dポイントマーケットは2026年7月28日正午で終了
このセクションの要点
- 提供終了は2026年7月28日(火)正午
- ユーザー側の手続きは不要
- 獲得予定のポイントは条件を満たせば進呈される
まず全体像から押さえましょう。ドコモは2026年5月26日、dポイントマーケットの提供を2026年7月28日(火)正午をもって終了すると発表しました。連動して提供されていた「dポイントマーケット毎日くじ」も同時に終了します。
dポイントマーケットは、専用サイトから掲載ショップでネットショッピングをすると、dポイントクラブの会員ランクに応じて最大1.5%、ショップごとの特典を加えると最大20%のdポイントが還元されるサービスでした。2024年10月8日の開始時点で約600サイト・1,800万点以上の商品を対象としており、約1億人といわれるdポイントクラブの会員基盤を背景にスタートした、いわば「ドコモ純正のポイントサイト」です。
それが、1年9カ月という異例の短さで幕を閉じます。ドコモは終了理由について、現在の事業環境に鑑みたものと説明するにとどめています。
なお、ユーザー側で必要な手続きは一切ありません。退会申請も、ポイントの移行作業も不要です。
終了スケジュールを「4つの日付」で完全整理
このセクションの要点
- 終了日は「7月28日」と「10月27日」の二段構え
- 獲得履歴が見られなくなるのは10月27日正午
多くの記事が「7月28日終了」とだけ書いていますが、実際には期限は2つあります。ここを取り違えると、獲得履歴を確認できないまま終わってしまう可能性があります。
つまり、買い物ができるのは7月28日正午まで。しかしサイト自体は約3カ月間残り、その間は自分がどれだけポイントを獲得したかを確認できます。判定待ちの案件がある人は、10月27日までに履歴をチェックしておきましょう。
なお、サービス終了後もポイントの進呈自体は実施されます。獲得したdポイントの履歴は、dポイントクラブのサイトから引き続き確認できます。
終了前にやるべき3つのこと
このセクションの要点
- 駆け込み利用は「反映タイミング」に注意
- 乗り換え先の登録は7月中に済ませておく
やることは多くありません。次の3ステップだけ押さえておけば、取りこぼしはほぼ防げます。
獲得履歴を確認
判定待ちの案件がないかチェック
駆け込み利用は慎重に
反映が遅い案件は対象外になる恐れ
乗り換え先を用意
8月の増量キャンペーンに備える
とくに見落としがちなのがステップ3です。後述する増量キャンペーンは8月1日開始のため、7月中に乗り換え先の登録を済ませておくと、そのまま8月の増量に乗れます。ポイントサイトの登録は無料で、数分で終わります。
【要注意】ポイントが「もらえるケース」と「もらえないケース」
このセクションの要点
- 7月28日11時59分までに完了した注文は対象
- 予約系・体験系は「注文情報の反映」が遅れる
ここが本記事でもっとも重要な部分です。ドコモの案内によれば、2026年7月28日午前11時59分までに完了した注文は、条件を満たせばポイント獲得の対象になります。
問題は「完了」の定義です。注文情報がシステムに反映されるタイミングは、商品やサービスの種類によって大きく異なります。
◎ もらえる可能性が高い
- 通常の物販(即時に注文確定)
- デジタルコンテンツの購入
- 7月28日より前に発送まで完了した注文
× 対象外になる恐れ
- ホテル宿泊の予約
- 航空券の予約
- レストラン予約
- 予約商品・体験サービス
ホテル宿泊や航空券、レストラン予約、一部ショップの予約商品や体験サービスは、商品の発送後や実際のサービス利用後になって注文情報がシステムへ反映される場合があります。反映が7月28日正午のサービス終了日時を過ぎてしまうと、ポイント獲得の対象外になる可能性があるのです。
💡 対策:終了間際の「予約系」は避ける
どうしても駆け込みで使いたい場合は、注文と同時に情報が確定する通常の物販にとどめるのが安全です。8月以降の宿泊や旅行を予約したいなら、dポイントマーケットではなく、乗り換え先のポイントサイト経由で申し込みましょう。そのほうが還元率も高いケースが多く、8月の増量キャンペーンにも乗せられます。
ドコモ公式の代替サービスと、ドットマネー障害という“もう一つの落とし穴”
このセクションの要点
- 公式の代替はdカードポイントモール等
- ドットマネーは現在も停止中で、定番ルートが使えない
ドコモは代替サービスとして、「dカードポイントモール」「ポイント広場」を、毎日くじの代わりに「ドコモ毎日くじ」「ポイント広場毎日くじ」を案内しています。
ただし正直に言えば、これらはdポイントマーケットの完全な置き換えにはなりません。掲載ショップ数や還元率の設計が異なるうえ、クレジットカード発行や口座開設といった高単価案件は扱いが限られるためです。ポイ活の観点では、外部のポイントサイトを併用するほうが現実的です。
そして、いま乗り換えを考えるうえで絶対に知っておくべき事実が、もう一つあります。
ドットマネーが2026年6月から停止したままになっている
ポイントサイトのポイントをdポイントへ移す際、長らく定番だったのが「ポイントサイト → ドットマネー → dポイント」というルートです。ところがサイバーエージェントが運営するドットマネー・ドットギフトは、2026年6月8日11時24分より、システムへの不正アクセスを受けて全サービスを停止しています。
当初は約1カ月程度のメンテナンス期間が予定されていましたが、2026年7月8日時点の公式スタッフブログでも、サービス再開日は確定していないと案内されています。
⚠️ ドットマネー停止の影響(2026年7月9日時点)
- ドットマネー経由の交換ルートは現在使えない
- 申請中だった交換は運営側で却下・差し戻し
- 差し戻された分は7月末失効予定。失効した場合は同額を8月末失効予定で再付与
- 6月末に失効した分は、同額が再付与済み(8月末失効予定)
- 保有ポイントの不正利用被害は確認されていないと公表されている
※最新の状況はドットマネー公式スタッフブログで必ずご確認ください。
累計3,000万口座を抱える国内最大級のポイント交換基盤が止まっているため、「dポイントマーケットが終わったら、とりあえずドットマネー経由で」という発想は、いま通用しません。次のセクションで、代わりに使えるルートを整理します。
【本命】8月のdポイント増量キャンペーンで取り返す
このセクションの要点
- 8月1日〜31日、もれなく8%増量(最大15%)
- 対象企業でも交換レート次第で損をする
- エントリー必須。忘れると増量分はゼロ
ここからが本題です。ドコモは2026年7月7日、「ポイント交換でdポイント最大15%増量キャンペーン」の開催を発表しました。dポイントマーケット終了のわずか4日後にスタートします。
参加条件は、dポイントクラブ会員であること、dポイントの利用者情報登録が完了していること、そしてキャンペーンページからエントリーすることの3つです。エントリーを忘れると増量分は一切もらえません。なお、キャンペーン期間中であればエントリー前に交換した分も対象になります。
「対象企業に入っている」だけで選んではいけない
ここが最大の落とし穴です。まず、モッピー・ハピタス・ポイントインカム・ポイントタウン・ちょびリッチといった人気サイトは、今回の対象企業一覧に含まれていません。dポイントへ直接交換しても増量の対象外になります。
では対象企業に入っているサイトを選べば安心かというと、話はそう単純ではありません。対象企業であっても、dポイントへの交換レートが等価とは限らないのです。増量率よりレートの目減りが大きければ、交換するだけで損をします。
実際に計算してみましょう。
⚠️ 増量8%を乗せても「損する」ケースがある
たとえばアメフリは、全交換先で手数料が無料である一方、dポイント・Pontaポイント・PayPayポイントへの交換だけは10ポイントが0.9ポイントになるレートです。アメフリ公式のキャンペーン告知でも、通常は55,000アメフリポイント(5,500円相当)につきdポイント5,000ポイントと案内されています。つまり約91%。ここに8%増量を乗せても、0.909 × 1.08 = 約98%で、交換した瞬間に目減りします。
フルーツメールも同様です。10ポイント=1円のレートに加え、dポイントへの交換には固定手数料5,250ポイント(525円分)がかかります。最低額の2,000円分を交換すると、25,250ポイント(2,525円相当)を払って受け取れるのは2,000dポイント。実質79%で、増量込みでも約85%にしかなりません。
だからこそ、選ぶべきは「対象企業であり、かつ等価交換できるサイト」です。
① ニフティポイントクラブ
1pt=dポイント1ptの完全な等価交換。公式FAQでも「交換先を問わず、交換手数料は無料」と明記されています。dポイントへの交換はdポイントクラブの提携先として用意されており、申込後2〜3日前後で反映。増量分をそのまま受け取れる、いちばん素直な選択肢です。老舗プロバイダのニフティが運営している安心感も大きい。
実質:1.00 × 1.08 = 約108%(金額を問わず)
② アメフリ(PeX経由がおすすめ)
案件数と還元率のバランスがよい定番サイト。ただし前述のとおり、dポイントへの直接交換はレートで損をします。アメフリからPeXへの交換は1.5%増量されており、PeXも対象企業なので、ひと手間かけて経由するだけで結果が逆転します。
実質:1.015 × 1.08 = 約110%(PeX経由の場合)
③ フルーツメール(まとめて交換が前提)
25年以上の運営実績をもつ老舗で、ゲームや懸賞などコツコツ型のコンテンツが豊富。公式の対象企業一覧にも記載されています(2026年8月1日〜31日の交換申請分が適用)。ただし固定手数料5,250ポイントの影響が大きく、少額での交換は増量を乗せても損になります。
実質:交換額しだい。約6,600円分が損益分岐点
フルーツメールの手数料は「率」ではなく「固定額」です。したがって、まとめて交換するほど不利は薄まります。実際の数字を見てみましょう。
※対象企業・交換レート・手数料は2026年7月9日時点の情報です。フルーツメールは会員ランクによって交換手数料が変わる場合があります。交換前に必ずdポイントクラブの公式キャンペーンページと、各サイトのポイント交換ページで最新の条件をご確認ください。
dポイント交換ルート早見表とタイプ別の選び方
このセクションの要点
- 対象外サイトはPeX経由で増量を狙う
- 手数料で目減りするルートに注意
すでに別のポイントサイトを使っている人も、経由地を1つ挟めば増量の恩恵を受けられます。現時点での主要ルートを整理しました。
※実質欄は「交換レート × 増量8%」の概算です。抽選の+7%は含めていません。レートは変更される場合があります。
判断に迷ったら、次の3タイプで選んでください。これから始める人
ニフティポイントクラブが最短。等価×手数料無料で迂回不要。
既に大手を使っている人
PeXに集約してからdポイントへ。手数料と日数の確認を忘れずに。
高額案件を狙う人
複数サイトを併用し、案件ごとに還元率を比較して使い分ける。
増量分は「期間・用途限定」で有効期限が94日という点も忘れずに。進呈は10月末頃の予定なので、年内に使い切る出口を先に決めておくと安心です。
dポイントマーケット終了に関するFAQ
このセクションの要点
- よくある疑問をまとめて解消
Qすでに貯まっているdポイントは消えますか?
A消えません。dポイントマーケットで獲得したポイントはdポイントとして貯まっているため、サービス終了の影響を受けません。
Q退会手続きは必要ですか?
A不要です。ユーザー側で行う手続きはありません。
Q判定待ちの注文はどうなりますか?
A7月28日午前11時59分までに完了した注文は、条件を満たしていればポイント進呈の対象です。進呈自体はサービス終了後も実施されます。
Q獲得履歴はいつまで見られますか?
Aサイト自体は2026年10月27日(火)正午まで残ります。それ以降はdポイントクラブのサイトで確認しましょう。
Q増量キャンペーンのエントリーは先でもいいですか?
Aキャンペーン期間中であれば、エントリー前に交換した分も対象になります。ただし忘れると増量分がゼロになるため、先に済ませるのが安全です。
まとめ|7月28日正午までに動こう
この記事のまとめ
- 終了は7月28日正午、履歴閲覧は10月27日正午まで
- 予約系・体験系の駆け込み利用は対象外リスクあり
- 8月1日から最大15%増量。エントリー必須
dポイントマーケットの終了は、たしかに残念なニュースです。しかし、ポイ活の本質は「ひとつのサービスに依存しないこと」にあります。ドットマネーの長期停止が示したように、頼りきっていたルートは、ある日突然使えなくなるのです。
幸い、今回はタイミングに恵まれています。7月28日にマーケットが終わり、その4日後の8月1日から最大15%の増量キャンペーンが始まります。7月中に乗り換え先を用意しておけば、失うものよりも得るもののほうが大きいはずです。
やることは、たった2つ。キャンペーンにエントリーすること、そして等価交換できる対象サイトを用意しておくこと。それだけです。
8月の増量に間に合わせるなら、今のうちに
1pt=1円・手数料無料で、増量分をまるごと受け取れる。
登録は無料、数分で完了します。
※本記事は2026年7月9日時点の公開情報にもとづいて作成しています。サービス内容・対象企業・交換ルートは変更される場合があります。お申し込みの前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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