「エムット」はMUFG(三菱UFJ銀行・三菱UFJ eスマート証券・三菱UFJカード)の3サービスを連携させた総合金融サービス。2026年8月は、この3社にまたがるキャンペーンが同時多発していて、全部達成すれば理論上の合計は約64,500円相当にもなります。
ただし、7月28日に公式の目玉だった「夏エンジョイキャンペーン」が終わり、銀行の口座開設特典は一段下がりました。しかも「最大◯円」の裏には、10万円入金が必要な案件や、選択を1つ間違えると特典が丸ごと消える落とし穴も潜んでいます。
この記事では、2026年8月時点で走っているキャンペーンを3社ごとに整理し、資金と手間の現実・損しない立ち回りまで、公式情報ベースで正直にまとめます。
📌 この記事の結論(先に言います)
・「最大64,500円」は全案件をフルコンプした場合の理論値。多くは10万円入金やカード利用が条件。
・今の狙い目は証券とカード。特に「銀行口座をすでに持っている人のカード入会(現金1万円)」は9/30まで。
・銀行の口座開設は7/28に目玉が終了。急がないなら次の公式増額キャンペーンを待つのも手。
2026年8月のエムットは「誰が」おいしいか
まず正直なところから。7月28日に銀行の目玉「夏エンジョイキャンペーン」が終了し、口座開設まわりの旨みは一段下がりました。今は常設特典とポイントサイト経由が中心です。
一方で、証券とカードは過去と比べても高水準。特に、三菱UFJ銀行の口座をすでに持っている人がカードに入会すると現金1万円が上乗せされる案件(9/30まで・先着30万名)は、今回の中でも取り組みやすい部類です。
逆に、まとまった資金(10万円単位)を動かせない人・クレジットカードを増やしたくない人にとっては、「全部やる」必要はありません。自分が無理なく満たせる条件だけを拾うのが正解で、この記事はそのための取捨選択マップです。
キャンペーンの全体像(11種・最大64,500円)
いま走っている主なキャンペーンを一覧にしました。金額は目安、条件は簡略版です(詳細は各セクションと公式で確認してください)。
| 分類 | キャンペーン | 目安額 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| 銀行 | ポイントサイト経由で口座開設 | 13,000円 | サイト経由で開設 |
| 銀行 | 口座開設プラン(常設) | 2,000円 | 翌月末残高1万円+エントリー |
| 銀行 | 口座紹介プラン(常設) | 1,500円 | 紹介コード入力+エントリー |
| 銀行 | デビット入会&利用(常設) | 1,000円 | 翌月末までに3回&1万円利用 |
| 銀行 | COIN+初チャージ | 最大5,000円 | 3万円以上チャージ |
| 証券 | ポイントサイト経由で開設 | 18,000円 | 開設+1取引 |
| 証券 | 仲介口座開設 | 15,000円 | 10万円入金(サイト併用不可) |
| 証券 | 新規購入 | 5,000円 | 10万円入金+商品購入 |
| カード | ポイントサイト経由で入会 | 12,000円 | サイト経由で発行 |
| カード | 新規入会(常設) | 10,000円相当 | 2ヶ月後末までに10万円利用 |
| カード | 銀行保有者の入会(9/30まで) | 10,000円 | 入会+残高10万円 |
ポイントを一言でいうと、「ポイントサイト経由の3件(銀行・証券・カード)」が土台で、そこに公式の現金キャンペーンを積み増していく構造です。ただし証券だけはサイト経由と公式が二択(後述)。金額・期限は変動するので、必ず各公式ページで最新を確認してください。
銀行のキャンペーン(口座開設まわり)
三菱UFJ銀行では、口座開設と付随サービスで5種類が走っています。基本は「ポイントサイト経由で開設 → 常設特典にもエントリー」で積み増すのが定石です。
| 名称 | 目安額 | 条件のポイント |
|---|---|---|
| ポイントサイト経由で口座開設 | 13,000円 | サイト経由でアプリDL→30日以内に開設完了。付与は約1ヶ月後 |
| 口座開設プラン(常設) | 2,000円 | 翌月末残高1万円以上+エントリー。現金付与 |
| 口座紹介プラン(常設) | 1,500円 | 開設翌月末までに紹介コードを入力してエントリー |
| デビット入会&利用(常設) | 1,000円 | 開設で自動入会。翌月末までに3回以上&1万円以上利用 |
| COIN+初チャージ | 最大5,000円 | UFJ銀行からCOIN+へ3万円以上チャージ(初回額で判定) |
いちばん重要なのは口座開設時に「ライトセット(クレジットカードなし)」を選ぶこと。ここは立ち回りのセクションで詳しく触れますが、標準セット(クレカあり)を選ぶとカード側のポイントサイト特典が消えてしまいます。
⚠️ 注意:紹介コードは「開設したことがない人」が対象で、開設完了の翌月末など期限があります。当ブログは特定の紹介コードを掲載していません。利用する場合は信頼できる入手先のものを、自己判断で使ってください。
証券のキャンペーン(併用不可の二択を整理)
三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の口座開設は、「ポイントサイト経由」か「公式の仲介口座」かの二択で、両方は取れません。どちらが得かは使える資金で変わります。
A. ポイントサイト経由(18,000円)
必要資金がとても少額。開設+1取引(投信なら100円以上)でOK。手軽さ重視ならこちら。
B. 公式の仲介+新規購入(計20,000円)
UFJ銀行経由で仲介口座を開設し10万円入金+商品購入。金額は上だが資金と手間が大きい。
金額だけ見ればBが2,000円多いですが、Bは10万円の入金と投資商品の購入が前提で、投資である以上は値動きのリスクも伴います。まとまった資金を動かせて、投資自体にも前向きな人向け。そうでなければ、少額で済むAのほうが現実的です。付与時期や入金方法・期限は変わりやすいので、必ず公式で確認してください。
カードのキャンペーン(二重取りの狙い方)
カードは、銀行・証券と違ってポイントサイト経由と公式キャンペーンの二重取りが可能です。うまく重ねると厚めに取れます。
| 名称 | 目安額 | 条件のポイント |
|---|---|---|
| ポイントサイト経由で入会 | 12,000円 | サイト経由で新規カード発行。付与は約3ヶ月後 |
| 新規入会(常設) | 10,000円相当 | 入会2ヶ月後末までにエントリー+10万円利用(グローバルポイント) |
| 銀行保有者の入会(9/30まで) | 10,000円 | 3月以前から銀行口座保有+カード入会+残高10万円。先着30万名 |
今回いちばんの狙い目が、いちばん下の「銀行口座をすでに持っている人向けのカード入会(現金1万円)」。一時的に10万円を動かせる人なら、通常の入会特典に上乗せで取れます。ただしランク・ブランドの切り替えは対象外、引き落とし口座をUFJ銀行に設定などの細かな条件があるので、エントリー前に確認を。
ポイントサイト経由の入会は、どのサイトを使うかで単価が変わります。おすすめサイトの比較は各レビューにまとめています(ポイントインカム/モッピー/ハピタス/ちょびリッチ)。
損しない立ち回り3原則
エムット攻略でいちばん差がつくのが、この3つの判断です。知らないと数千円〜1万円単位で取りこぼします。
① 口座開設は必ず「ライトセット(クレカなし)」
標準セット(クレカあり)で開設すると、三菱UFJカードのポイントサイト特典(約12,000円)が対象外になります。カードは後から別途、ポイントサイト経由で作るほうが厚く取れます。
② 証券は「サイト経由」か「公式仲介」かを先に決める
この2つは併用不可。少額で済ませたいならサイト経由(18,000円)、10万円動かせて金額最大化したいなら公式仲介+新規購入(20,000円)。開設前に方針を固めておく。
③ YouTube Premium3ヶ月無料は選ばない
口座開設でYouTube Premiumが3ヶ月無料になる公式キャンペーンもありますが、ポイントサイト特典と併用不可。金額換算ではポイントサイトのほうが圧倒的に上なので、こちらは見送りが基本です。
要するに、「開設はライトセット、カードは別途サイト経由、証券は方針を先決め」——これを守るだけで取りこぼしがほぼ無くなります。
資金と手間の現実(無理は禁物)
「最大64,500円」は魅力的ですが、フルコンプには相応の資金と手間がかかります。動く前に、コスト側も正直に見ておきましょう。
まとまった入金が要る
証券仲介・カード⑪などは10万円規模の入金や残高維持が条件。複数重ねると一時的な資金拘束は数十万円になることも。
投資はリスクがある
証券の商品購入は元本保証ではありません。特典目当てでも、値動きで購入額が目減りする可能性は理解しておく。
クレカ発行は信用情報に残る
短期に何枚も申し込むと審査に響くことがある。住宅ローン等を控えている人は枚数とタイミングに注意。
エントリー・期限の管理が煩雑
案件ごとにエントリー要否・達成期限・付与月がバラバラ。1つ忘れるとその分はゼロ。TODO化が必須。
現金で受け取る特典は、状況によって一時所得など課税の対象になり得ます。金額が大きくなる人は、確定申告の基礎知識も一度目を通しておくと安心です。取れる金額より、自分が無理なく管理できる範囲を優先するのが結局いちばん得です。
8月スタートのTODOと順番
8月から始める人向けに、やることをざっくり時系列で並べます。細かい期限は各公式で必ず確認してください。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 8月・最初に | ポイントサイト経由で「銀行(ライトセット)・証券・カード」を作成 |
| 8月中(各期限内) | 口座開設プラン/紹介プラン/デビット/カード各キャンペーンにエントリー |
| 〜9月末 | デビット3回&1万円利用/証券に10万円入金&商品購入/残高条件を満たす |
| 〜10月末 | カードを10万円以上利用(新規入会特典の条件達成) |
| 開設から90日以内 | 証券で1取引(ポイントサイト経由の条件) |
コツは、「作成」と「エントリー」を先に全部済ませ、「利用・入金・残高」は期限までに落ち着いてこなすこと。エントリー漏れがいちばんの取りこぼし要因です。
よくある質問
Q本当に64,500円もらえますか?
A全案件をフルコンプした場合の理論値です。多くが10万円入金やカード利用を条件とするため、実際の獲得額は満たせる条件次第で変わります。
Q口座開設はライトと標準どちらがいい?
Aライトセット(クレカなし)です。標準セットだとカードのポイントサイト特典が対象外になります。カードは後から別途、サイト経由で作るのがお得です。
Q証券はサイト経由と公式、どちらが得?
A併用不可の二択です。少額で済ませたいならサイト経由(18,000円)、10万円動かせて金額を最大化したいなら公式仲介+新規購入(20,000円)です。
Q7月に終わった夏エンジョイはもう無理?
A目玉の増額分は7/28で終了しました。急がないなら、次の公式増額キャンペーンのタイミングを待つのも合理的です。常設特典とポイントサイト経由は引き続き利用できます。
Qエムットってそもそも何ですか?
AMUFGが2025年6月に始めた、銀行・決済・資産運用をまとめる総合金融サービスです。基本や始め方はエムットのレビュー記事で詳しく解説しています。
まとめ|「無理なく取れる分だけ」拾えばいい
2026年8月のエムットは、7/28に銀行の目玉が終わった一方で、証券とカードは高水準。フルコンプの理論値は約64,500円ですが、大事なのは金額の大きさより自分が無理なく満たせる条件を選ぶことです。
特に取り組みやすいのは次のパターンです。
- まとまった資金を一時的に動かせて、投資にも前向き → 証券の公式仲介まで含めてフルに狙う
- 資金は少なめ・手間も抑えたい → ポイントサイト経由の3件(銀行ライトセット・証券・カード)を中心に
- すでにUFJ銀行の口座を持っている → カード入会の上乗せ1万円(9/30まで)は特に狙い目
逆に、10万円入金が厳しい・カードを増やしたくない人は、無理に全部やる必要はありません。取れる金額より、管理できる範囲を優先するのが結局いちばん損をしないやり方です。
始め方の詳細は関連記事にまとめています。エムット自体の評判やメリット・デメリットはエムットのレビュー、クレカなしで作るコツはライトセットの解説、三井住友Oliveとの比較はエムット vs Oliveをどうぞ。
※本記事は2026年8月時点の公開情報にもとづく個人のまとめです。キャンペーンの金額・条件・期間・対象は予告なく変更・終了する場合があり、正確な内容は必ず各公式ページでご確認ください。投資・口座開設・クレジットカード発行はご自身の判断と責任で行ってください。

コメント