イオンカードの「AEON CARD Wポイントデー」が、2026年12月10日(木)で終わります。毎月10日にイオンマークのカードで払うと、WAON POINTが基本の2倍(還元率0.5%→1%)になる特典です。イオンフィナンシャルサービスが2026年8月31日に公式サイトで告知しました。
同じ告知で、年会費2,800円の有料サービス「イオンサポートサービス」の終了も発表されています。こちらは会員証の有効期限によって、何もしないと年会費がもう一度かかる人がいます。
この記事では、公式の特典ページと告知をもとに、何が終わって何が残るのか、残り3回のWポイントデーをどう使うか、サポートサービスの会員がいつまでに何をすればいいのかを整理します。
イオンカードで何が終わる?
今回終わるのは、次の2つです。どちらもイオンマークのカード(イオンカード、イオンカードセレクトなど)の会員向けの特典です。
話題になっているのはWポイントデーのほうですが、お金の出入りに直結するのはサポートサービスの自動更新のほうです。会員でない人は第6章を飛ばしてかまいません。
逆に、今回の告知で変わらないものもあります。イオングループの対象店舗でのポイント常時2倍、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」、そして毎月10日のAEON Pay「基本の10倍」は、どれも続きます。
イオンカードで貯まるWAON POINTと、電子マネーWAONに付くポイントの違いはWAON POINTの解説記事で整理しています。この記事で「ポイント」と書くときは、すべてWAON POINTのことです。
Wポイントデーは、もともと対象外が多かった
「どこでも2倍」という名前から、10日に何でもまとめて払えば得をすると思われがちです。ところが公式の特典ページを読むと、対象外の取引がかなり広く決められています。
支払い方法にも条件があります。対象はイオンマークのカード払いと、AEON Payのイオンカード払いだけです。AEON Payのチャージ払いやWAONタッチ、ポイント払いの分は対象外で、イオンJMBカードのようにWAON POINTではなくマイルが貯まるカードも対象になりません。
つまり、Wポイントデーで得をしていたのはイオン以外の実店舗での買い物が中心です。ドラッグストアや家電量販店、ガソリンスタンドなどの支払いを10日に寄せていた人ほど、影響が出ます。
また、イオングループの店舗でカードを使う分は、もともと毎日2倍です。公式は「ほかの特典との重複進呈はない」と明記しているので、イオンの店での10日のカード払いは、Wポイントデーがなくなっても今と同じ2倍のままです。
毎月10日の「AEON Pay 10倍」は終わらない
公式の終了告知の最後には、「イオングループの対象店舗でのAEON Payのスマホ決済ご利用で毎月10日はポイント基本の10倍」は引き続き提供する、と書かれています。イオンの店で10日に買い物をする人にとっては、こちらのほうがずっと大きな特典です。
ここで注意したいのは、プラスチックのイオンカードをそのまま出すと10倍にならないことです。対象は「AEON Payのスマホ決済」なので、レジでカードを差し込んだりタッチしたりした分は、10日でも普段どおりの2倍です。これはWポイントデーが終わる前から同じなので、カード払いのまま10日に買い物をしていた人は、この機会にAEON Payアプリの設定を済ませておくと取りこぼしがなくなります。
細かい条件もいくつかあります。ポイント払いの分は対象外で、所有者情報を登録していないWAONは基本の9倍になります。付与の時期も支払い方法で違い、イオンカード払いは当月25日ごろ、チャージ払いは即時、WAONタッチやモバイルWAONは翌月25日ごろです。一部の店では基本のポイントが電子マネー専用のWAONポイントになる、という注記もあります。
「12月10日に払えば2倍」とは限らない
最後のWポイントデーにまとめて払おうと考えている人は、ひとつ落とし穴を知っておいてください。公式の特典ページには、売上データの到着が10日以外なら2倍にならないと書かれています。
2倍になるかどうかは、カードを使った日ではなく、お店からイオンカードに売上データが届いた日で決まります。レジで払ってすぐ売上が確定する実店舗ならほぼ当日に届きますが、お店によってはデータの送信が翌日以降になることがあります。そうなると、12月10日に払っても2倍になりません。しかも12月10日が最後なので、ずれた分を翌月で取り返すこともできません。
この「売上データの日付で決まる」仕組みは、V NEOBANKの改定でも同じ落とし穴がありました。カードの特典が「利用日」ではなく「データの到着日」で判定される例は、ほかにもあります。
もう1つ、チャージルートを使っていた人への注意です。一部のポイ活ブログでは、10日にイオンカードからJAL Payなどのプリペイドへチャージして、そこから別のサービスへ回すルートが紹介されてきました。公式の対象外一覧にはWAONとSuicaへのチャージが載っていますが、JAL Payなど他社へのチャージが対象だとはっきり書かれているわけでもありません。こうしたルートは12月10日で10日の上乗せ自体がなくなるので、改めて組み直すことになります。
ほかのチャージルートの改悪状況は、チャージルート改悪まとめで整理しています。
締切カレンダーを見る →
年間いくら減る?利用額別の試算
Wポイントデーがなくなって減るのは、イオン以外の対象店で10日に使っていた金額の0.5%分です。10日の利用額ごとに、月と年でどれくらい減るかを計算しました。
| 10日にイオン以外の対象店で使う額 | 減るポイント(月) | 減るポイント(年) |
|---|---|---|
| 1万円 | 50pt | 600pt |
| 3万円 | 150pt | 1,800pt |
| 5万円 | 250pt | 3,000pt |
| 10万円 | 500pt | 6,000pt |
※200円ごとに1ポイントで計算しています。端数の切り捨てによって、実際の数字は少し前後します。
月3万円を10日に寄せていた人で、年1,800ポイントの減少です。無視できる額ではありませんが、イオンの店での10日の買い物とネット通販は、もともとこの計算に入りません。自分の10日の支払いのうち、イオン以外の実店舗の分がどれくらいあったかを明細で確かめると、実際の影響がわかります。
イオン以外の店での支払いは、10日を待たずに、いつでも還元率1%以上のカードで払うほうが手間もかかりません。1%以上のカードの比較は還元率1%以上のカード比較で扱っています。
イオンサポートサービスは、知らせなしで自動更新される
イオンサポートサービスの会員は、会員証に書かれた有効期限によって、やることが変わります。
| 会員証の有効期限 | どうなるか | やること |
|---|---|---|
| 2026年11月30日(月)以前 | 自動で更新され、年会費2,800円がかかる | 更新しないなら、有効期限の月の18日までにイオンカードコールセンターへ連絡 |
| 2026年12月31日(木)以降 | 更新されない | 何もしなくてよい。会員証の期限まで使える |
気をつけたいのは、サポートサービスの案内ページに事前に文書などで連絡はしないと書かれている点です。つまり、更新月が近づいても通知は来ません。10月や11月が有効期限の人は、18日を過ぎると自動で更新され、年会費が引き落とされます。
ただし、自動更新されたからといって損とは限りません。サービスは2027年11月30日(火)まで続くので、10月や11月に更新された人は、ほぼまる1年分のサービスを受けられます。ロードサービスや住まいのカギあけを実際に頼りにしている人は、あえて更新する選択もあります。
判断のポイントは次の2つです。
これから新しく申し込もうとしている人は、受付が2026年9月30日(水)で終わり、利用期間は最大1年で更新もありません。
12月10日までにやること
最後に、年内にやっておきたいことを時系列で並べます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 今すぐ | イオンサポートサービスの会員証で有効期限を確認。10月・11月が期限で不要なら、その月の18日までに電話 |
| 今すぐ | イオンの店で10日に買い物をするなら、AEON Payアプリを設定しておく(カード払いのままでは10倍にならない) |
| 10月10日(土) | Wポイントデー残り3回のうち1回目。イオン以外の実店舗の支払いを寄せるならこの日 |
| 11月10日(火) | 2回目。高額の支払いは12月に回さず、ここまでに分けておく |
| 12月10日(木) | 最後のWポイントデー。売上がその場で確定する店に絞る |
| 12月25日(金)ごろ | 最後の2倍分のポイントが付く。明細で確認 |
イオン以外の店の支払いを10日に寄せる習慣は、12月で役目を終えます。来年からは、イオンの店は10日にAEON Pay、それ以外はいつでも1%以上のカード、と分けてしまうのがいちばんシンプルです。
よくある質問
まとめ:残り3回の使い方
イオンカードのWポイントデーは2026年12月10日で終わります。ただ、もともと通販や固定費、チャージは対象外で、イオンの店でのカード払いは毎日2倍なので、影響を受けるのはイオン以外の実店舗の支払いだけです。
やることを整理します。
- イオンサポートサービスの会員は、会員証の有効期限を確認する。10月・11月が期限で不要なら、その月の18日までに電話する
- イオンの店で10日に買い物をするなら、カード払いではなくAEON Payのスマホ決済にする(10倍は続く)
- 残り3回(10/10・11/10・12/10)は、売上がその場で確定する実店舗の支払いに使う
- 12月10日の1日に高額の支払いを集めない
- 来年からは、イオン以外の店の支払いを還元率1%以上のカードへ移す
WAON POINTの使い道も、ウエル活の上限引き下げで変わりつつあります。ポイントの出口を1つに頼らない考え方は、ポイントの出口設計の記事でまとめています。
※本記事の内容は2026年9月時点の情報で、イオンフィナンシャルサービスの2026年8月31日の告知と、イオンカード公式サイトの特典ページをもとにしています。最新の条件は、イオンカードの公式サイトで必ずご確認ください。

コメント